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朝礼や会議で活かせる

第二期 第91回


迷う者は道を問わず。
『荀子(じゅんし)』大略(たいりゃくへん)より

「道に迷う者がどうして道に迷うかというと、それは正しい道を知っている者にたずねないからである。」というごく当然なことを言っている言葉です。

「水に溺れるものは、わたれる浅瀬を知っている人に聞かないからである。」という同意の言葉もありますが、失敗をした後にその理由を聞くと「なんとかなると思った」「うまくいく方法を聞いたことがある(気がした)」「失敗するとは思わなかった」という、ごく単純な、そしてかなり自分勝手な理由からのことが多いようです。

上司や先輩というのは、実績を上げているのと同じくらい、経験を積み、いくつかの失敗もしています。それを下の人たちに伝えるのも大切な仕事なのですし、そのために存在していると言ってもいいのです。このように「きちんとしたライン」があるのに失敗するということは、そのラインに乗れないということであり、その1点だけで「組織人に不向き」といわれてしまうものなのです。

「失敗しないこと=組織の存続の基本」という図式を頭にいれるとともに、「賢い子どもほど質問をする」ということも心に置いておいてくださいね。


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