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朝礼や会議で活かせる

第二期 第93回


琴柱(ことじ)に膠(にかわ)する。
『淮南子(えなんじ)』
斉俗訓(せいぞくくん)より

ちなみにツー・プライの本社のある広島県福山市は琴の名産地です。この琴を見たことのある人はご存知でしょうが、琴は胴体に琴柱といわれる弦を支えるブリッジが「琴柱」です。

琴の演奏ではこれを移動させて音の高低を調整するのですが、これを固定してしまうと「一つの音」しか出なくなります。確かに正確な1音は出るでしょうが、臨機応変に対応する能力に欠けることとなります。「融通無碍(ゆうずうむげ)」という捕らわれることのない状況判断があってこその決まり事なのですから、決まり事にしばられて身動きできない、というのは本末転倒なのです。

しかしながら自分勝手に琴柱を置くのも困りものです。何のルールも法則もないままに適当に琴柱を置けば、弾きづらいのはもとより、琴が壊れるかも知れません。そうなっては置き方を云々するどころの問題ではなくなるのはお判りになりますよね。

「ルールを守り、柔軟な対応ができる。」これが求められる最高の資質なのでしょうね。


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